SBI:Sleep environment & Bedding goods Instructor
睡眠環境・寝具指導士®インタビューと活動報告

快適な睡眠環境を日々研究、商品開発には資格も活用しています

西川株式会社
IoT開発部兼
研究開発室
辻子 直樹

入社以来、開発をメインとした商品部に所属し、現在は、日本睡眠科学研究所にて、人間の睡眠生理の解明や快適な睡眠環境の開発を目指し、より深い睡眠に関する研究に携わっております。

私が睡眠環境・寝具指導士を取得しようと思ったきっかけは、質の高い睡眠が注目され始め、商品開発において睡眠に関する専門的な知識が必要だと感じ資格取得を考えるようになりました。睡眠環境・寝具指導士試験で学んだ「睡眠生理」、「寝室環境」、「寝具」といった3つの要素は現在の商品開発や研究所での業務にも活かしております。

私が所属しています日本睡眠科学研究所は、睡眠に関する先進的な研究を行っています。睡眠の生理学的な側面や寝室の環境、寝床内の環境、寝具が睡眠に及ぼす影響に焦点を当て、それを商品に具体的に反映、科学的根拠に基づく快適な製品を提供できるよう心がけております。

質の高い睡眠において、睡眠生理、寝室環境、寝具の3つの要素が重要であることを認識し、それぞれが調和することで健やかな眠りの環境が構築されます。人の睡眠生理は個々の生活リズムや健康状態に影響を与え、寝室環境は快適な空間を提供し、寝具は体圧分散や体温調整といった快適性をもたらします。これらの要素を統合的に考え、製品開発や研究に反映させることで、生活者に質の高い睡眠を提供することが可能だと考えております。

私はこれからも睡眠環境・寝具指導士の資格を活かし、日本睡眠科学研究所での研究と商品開発を融合させ、より革新的で科学的な製品を提供していくことを目指して、質の高い睡眠がより多くの人々に届くよう、豊かな社会への貢献を目指し邁進していきたいと考えております。